インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真と動画による旅行先での非日常的体験の記録

八丈島のきょん

  今年の5月に旅行社のパッケージツアーで八丈に行ってきました。
目的は2つあって、絶景露天風呂に入る事と八丈島の「きょん」を見に行く事でした。

 「きょん」は八丈島植物公園という所で飼われていました。今では八丈島で野生の「きょん」は居なくなっているそうです。最初にビジターセンターで八丈島を紹介するビデオを見た後、集合時間までの短い自由時間内で「きょん」を見に行く事になりました。駐車場から離れた公園の奥で飼われていたので急ぎ足で向かいました。

 他の参加者もきっと「きょん」を見に行くだろうと考えていたのですが、「きょん」を見に行く人は意外と少なくて4~5人しかいませんでした。どうやら八丈島の「きょん」に関心のある人は昔「週刊少年チャンピオン」でがきデカ」という漫画を読んでいた世代の人だけのようです。

 「がきデカ」の中で唐突に角を生やした主人公の「こまわりくん」が出てきて八丈島のきょん!」と言うギャグがあった事を覚えておられるでしょうか。

がきデカ 第14巻」は「八丈島のきょん」が登場する「がきデカ」の一例です。 

がきデカ 第14巻

がきデカ 第14巻

 

  おそらく当時「週刊少年チャンピオン」の多くの読者は「ドカベン」を読みたくて買っていて、「がきデカ」はそのついでに読まれていたのだと思いますが、私は「ドカベン」より「がきデカ」の方が面白くて当時夢中で読んでいました。

 ナンセンスギャグが好きだったというより、ストーリーの展開が早くて4コマ漫画のようにテンポが良かった事が気に入っていました。 

 「きょん」は公園の奥の柵で囲まれたエリアで飼われており、ゴールデンリトリーバーなどの大型犬よりは少し小さい位の小型の鹿でした。何匹かの「きょん」がおとなしく地面に落ちているエサを探していて角もほとんど生えておらず、「がきデカ」の中で生き生きと描かれていたイメージとはずいぶん違うなといった感じでした。

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  近くで見た「きょん」の顔は、どことなくやさしい顔をしていました。きっと野生ではなく人に飼われているために性格もやさしくなっているのではないかと思いました。それでもいつかは見たいたいと思っていた「きょん」に会えてよかったです。
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 帰ろうとした時でした。「きょん」が小さく「きょん」と鳴いた事を私は聞き逃しませんでした。 
 次回は絶景露天風呂の話をします。