インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真と動画による旅行先での非日常的体験の記録

絶景の露天風呂

 昔読んだ椎名誠のエッセイの中で八丈島の中腹にある太平洋を望む絶景の露天風呂に入った事が書かれていて、一度は入りたいものだと長年思っていました。

 エッセイを読んで想像していたのは、草しか生えていない岩がごろごろ転がっている山の傾斜地にくぼみがあって中に湯がたまっているというような秘境の露天風呂というものでした。しかし実際に行ってみるとずいぶん違ったものでした。

 「みはらしの湯」と呼ばれているその施設は、駐車場完備の建物が建っていて、男女別の更衣室があり、風呂場の中に入ると内湯があり内湯の外に露天風呂があり、風呂から上がると畳敷きの休憩所もあるという立派な温泉施設でした。

 露天風呂は2つあって絶景の方の露天風呂と、もう一方は私は入っていないので判りませんがおそらくそれほどの絶景ではない露天風呂があり、2つの風呂が男湯または女湯として毎日入れ替わるようです。
行った日はたまたま絶景露天風呂の方が男湯の日だったので男性の私は絶景の露天風呂の方に入る事ができました。

 「みはらしの湯」は海際の海面から100m位の高さの崖に近い位置にあって露天風呂からは眼下に濃い青い色をした太平洋が広がっていました。海に向かって右端に半島が見えて左方向に海が広がっていて、沖に通る船が全くないためか海がどこまでも広く感じます。大自然に囲まれて入っている感じがして実に爽快な気分になれます。

 お風呂の中にカメラを持ち込む事ができなかったので露天風呂からの景色は撮影できませんでしたが、駐車場から撮影した動画を貼り付けておきます。露天風呂からの景色もこれに近いものなのでこれを見て想像してください。

  露天風呂は湯加減もちょうど良くて長風呂していましました。風呂から上がって休憩所でサッシの外に見える青空を眺めながら、サイダーで水分補給しながら、しばらくの時間リラックスできました。

 椎名誠のエッセイを読んでから実に30年以上もかかって、ようやく念願の露天風呂に入ることができて満足しました。
 次回は八丈島に残る「六夜様(ろくやさま)」という風習の話をします