インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真/動画による旅行先での非日常的体験の記録

バルト三国リトアニアに残るカライメ族の伝統料理「キビナイ」

 ケルナヴェ古代遺跡は2004年に世界文化遺産として登録されています。古くは旧石器時代の遺跡が残っていて「リトアニアのトロイ」とも呼ばれるほど考古学的には貴重な地域で、中世にはリトアニア大公国の首都があった場所ですが、今はほとんどの建物が無くなっており、いわゆる丘が残っているだけの所で、考古・歴史保護区内一帯が公園として整備されています。
 バスを降りると馬車が客待ちをしていましたが、駐車場から丘を眺める所まで数百メートルしかないので馬車は乗らずに歩きます。

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 途中煉瓦造りの教会が建っています。ケルナヴェ聖母マリア教会です。教会の前には石造りのオブジェがあり、「鉄の狼」は第二次大戦前のオブジェが再建されたものだそうです。

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 ケルナヴェの丘を一望できる場所に到着しましたが、ただ小高い丘が並んでいるだけの景色でした。中世までは丘の上にお城が建っていたのだそうですが、その後破壊され、昔の栄華は想像するしかないようです。かろうじて毎年伝統的な「夏至祭」だけは今でも行われていて、昔の雰囲気が楽しめるそうです。

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 ここで観光初日の昼食になります。本日のメニューはこのあたりの名物料理である「キビナイ」です。パイ生地で牛や羊のひき肉を包んだものをスープに浸けて食べる料理で、元々はクリミア半島から移住してきたカライメ族の伝統料理だったそうです。

 味付けはシンプルですが、温かいスープに浸すことでひき肉の風味が広がり、おいしくいただきました。「キビナイ」は2個付いていて結構ボリュームもありました。

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 昼食後はヴィリニュス市内観光です。まずは「聖ペテロ・パウロ教会」です。「聖ペテロ・パウロ教会」はロシアからの開放を記念して造られたバロック建築のカトリック教会なのですが、1668年に建設が始まって外観に7年、内装になんと30年も費やされて造られ、内部に2000以上の漆喰彫刻が施されているなど、戦勝記念の意味もさることながら芸術的価値が高く評価されている教会です。

 外観は黄色と白のシンプルな比較的シンプルなデザインですが、内部は広大な
空間が広がって、いたるところに漆喰彫刻が施されていて実に見事です。この日は実際に結婚式が行われていて一組のカップルが祝福されていました。
お幸せに!

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 このあとヴィリニュス市内を一望できる「3つの十字架の丘」に移動します。