インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真/動画による旅行先での非日常的体験の記録

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タリンクシリアラインでバルト海を渡りヘルシンキへ

タリンクシリアライン

 今日は日本に帰国するためにヘルシンキに移動します。エストニアのタリンの港からタリンクシリアラインという大型のフェリーに乗って、バルト海を渡って対岸にあるフィンランドのヘルシンキの港に向かいます。朝早い7時半出発のフェリーです。

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 チェックインしてから長い通路を歩いて船内に乗船します。今日乗船する船は、総トン数49,000トンの「MEGASTAR」という名前の船です。

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 ヘルシンキへは約2時間で到着します。船内には免税店もあって様々な商品が陳列されていましたが、あまり利用する人は居なくて閑散としていました。

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 免税店の売り場を見ていて、気になったのが「KALI」というドリンクです。ライ麦を発酵させて造られたエストニアで一般的に飲まれている飲み物のようですが、まだ飲んでいなかったので1本買って船の中で飲んでみました。味は黒糖味のコーラとでも表現できるような、何とも言えない微妙な味わいでした。

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 船のデッキに出てすれ違う他のフェリーを見ていました。ほとんど波はなく穏やかな海で、船は定刻でヘルシンキに到着しました。

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ヘルシンキ市内観光

 フェリー到着後はバスに乗り換えヘルシンキ市内に入っていきます。トリムの走っているヘルシンキの街は、バルト三国にある街より賑やかに感じます。

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 港近くにある市場を見学します。海産物やパンなどが売られています。

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 市場を抜けたところにある「マーケット広場」には文字通りマーケットが開かれていて、食べ物や野菜、果物などが売られています。

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 徒歩で「ヘルシンキ大聖堂」に移動します。4年前にも来たことがありますが、その時は一部が工事中だったので完全な姿を見るのは初めてです。

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書店の2階にあるカフェでの昼食

 昼食は「マーケット広場」の通り沿いの「アカデミア書店」の2階にある「カフェ アアルト」に行きました。ここは日本語のメニューが置いてあるカフェです「Sandels」という銘柄のフィンランドのビールも飲みました。

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ロシア正教のウスペンスキー寺院

 「マーケット広場」から、さほど遠くない丘の上に赤い壁の教会が見えています。
これは「ウスペンスキー寺院」というロシア正教の教会です。4年前にヘルシンキに来たときには見学できなかったので、今回見に行きました。

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 教会の内部は祭壇が見えず、イコン(聖人が描かれた肖像画)で飾られた壁になっていて、典型的なロシア正教の構造ですが、ふんだんに金が使われていて豪華なものでした。真上を見上げると青い丸天井と縦長の天窓が見えていて、とても美しい教会です。

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ヘルシンキ・ヴャンター国際空港にて

 このあとヘルシンキの空港に向かい、関西空港への直行便で帰国します。ヘルシンキ・ヴァンター国際空港発関西空港往きは17時20分発 AY077便、機材はA350-900です。

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 ヘルシンキの空港の出国エリアには「味千ラーメン」という日本のラーメン店が開業していました。ただ値段が15.9ユーロで、日本円に直すと2,000円くらいなので高いなあという印象で食べませんでした。

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 これで今回のバルト三国のツアーは終了です。ヨーロッパでもバルト三国は比較的珍しい観光地です。他のヨーロッパの観光地と比べると派手さはありませんが、素朴で好印象を持てます。イタリアやスペインなどメジャーな観光地はすでに行ったという方は、次のヨーロッパ観光の行き先として検討されることをお勧めいたします。


 番外編
ラトビアのリガの「ブラックマジック」というカフェで販売していた「ブラックバルサム」というお酒を日本に買って帰って飲みました。

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 グラスに入れると、少し紫がかった黒いコーヒーのような色をしていて、ストレートで飲むと薬草を漬け込んだ味わいと苦みが強く、多少の甘味も感じるアルコール度の高いリキュールでした。
 ホットコーヒーに入れて飲むと、コーヒーに温められたアルコールによって、体があったまる感じがします。寒い時期に飲むとよいでしょう。
 中でも私がお勧めするのはコーラ割りです。コーラの甘味とブラックバルサムの甘味が調和して、ウィスキーのコーラ割りより美味しいと思います。  

 

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