トカイワイン
今回の中央ヨーロッパへの旅行で購入したお土産のいくつかを紹介いたします。
ハンガリーのブダペストでは「トカイワイン」を購入しました。
ハンガリー特産の有名な甘口ワインで、500ml入りのボトルに入っています。ワインは普通は750ml入りのボトルなので、一回り小さいのでお土産として持って帰るのに助かります。
宿泊したインターコンチネンタルホテルの近くの公園の前にあった「Prima」というスーパーマーケットで贈答用も含めて2本購入しました。
購入したワインの正確な名称は「トカイ アスー 5プトーニュ」です。トカイアスーはプトーニュ数が多いほどより甘口になり値段も高くなります。同じ5プトーニュでもメーカーによって値段はまちまちで、私が購入したのは TOTH ZOLTAN というメーカーのもので、価格は1本 5495フォリント(約3000円)でした。わりと安いほうだと思います。
肝心のワインの味ですが、糖度は高いものの酸味もあって、さらっとした味わいで飲みやすいワインでした。あっという間に飲んでしまいました。
パプリカの置物
ハンガリーからスロヴァキアへ移動する途中、バスが立ち寄ったドライブインで購入しました。
そのドライブインがハンガリーフォリントを使える最後の機会だったので、お菓子などを買って、残っていた日本円換算で1000円位のフォリントを使い切りました。フォリントの現金がすっかり無くなってから商品棚にある、このパプリカの置物を見つけました。
長さ20センチくらいの陶器製で、全体がハンガリーの名物であるパプリカの形をしていて、表面がつやつやしていて赤い色がとてもきれいだったので、どうしても欲しくなりユーロを使って購入しました。
パプリカのヘタに相当する部分がフタになっていて、中の空洞部分に50グラムのパプリカパウダーが入っていました。価格は13ユーロ(約2100円)でした。
シシー人形
私は海外旅行にいくたび、その旅行のシンボル的な置物を1つ買って帰ることにしています。たとえばイタリアであればピサの斜塔の置物とか、北欧であれば人魚姫の置物といったように。今回の旅行では、シシー人形の置物を購入しました。
シシーとは、19世紀のオーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートのことで、民衆に慕われた皇后として、親しみをこめてシシーと呼ばれています。
買ったのは、ウィーンにある「シェーンブルン宮殿」内のショップです。高さ約10センチのもので、価格は9.9ユーロ(約1600円)でした。
クリムト「接吻」の複製画
ウィーンにある「ベルベデーレ宮殿」には数多くの絵画が展示されていますが、最も人気のある作家がクリムトで、彼の作品の中でも最も人気のある絵画が「接吻」です。
「ベルベデーレ宮殿」内のショップにもクリムトの「接吻」のコーナーが作られていました。その中で私はA4サイズの「接吻」の複製画を購入しました。価格は14.9ユーロ(約2500円)でした。
帰国してからホームセンターで1000円程度の金色の額縁を買って額装にしました。比較的安価で見栄えがいいので、結構気に入っています。
天文時計の壁飾り
プラハの名物である天文時計の壁飾りが欲しくて、天文時計をデザインに取り入れた掛時計を購入しました。
旧市街広場前の路地を南に200メートル位入った右側にある比較的大きな土産店で購入しました。
直径20センチの大きさで裏に時計のモーメントが付いていて、実際に時計として使えるもので、価格はマグネット1個を付けてもらって、合計で700チェココルナ(約5600円)でした。
今は壁飾りとして使っていて、モーメントの電池は外してあります。
ドイツのアイスワイン
今回の旅行のヨーロッパでの入出国はドイツのフランクフルト空港だったので、ぜひ帰国時に免税店でドイツのアイスワインを購入したいと思っていました。
ところが、これには問題がありました。
フランクフルト空港にはターミナル1とターミナル2があり、両者の間はバスまたはシャトルで移動しなければならない位に離れています。
免税店が多くあるのはターミナル1なのですが、今回は残念ながら免税店は数えるほどしかないターミナル2からの出国だったので、アイスワインを購入するのは無理だろうと諦めていました。
しかし実際にはターミナル2にも少ないながらも免税店があり、種類は少ないもののアイスワインを見つけることができました。
購入したのは、ドイツのラインファルツ地方産のシルヴァーナという品種で造られたハーフサイズ(360ml)のアイスワインで価格は45.99ユーロ(約7600円)でした。
ゴルゴンゾーラチーズのような、ブルーチーズとの相性がよい極甘口のワインです。
買ってきたお土産は、他人から見ると、それほど価値がないものに思えるでしょうが、本人にとっては思い入れがあり、買ったときの金額以上の値打ちを感じられるものです。
観光地でお土産を買い求めることは、旅行の楽しみのひとつであります。ただ、くれぐれも買い過ぎには注意いたしましょう。