インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真/動画による旅行先での非日常的体験の記録

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スロベニアの首都リュブリャナ市内観光 ドラゴンの橋ほか

ブレッド湖畔のレストランでの食事

 昼食はブレッド湖畔にあるHOTEL TRIGLAV(ホテル・トリグラフ)という日本の皇室の方も訪れた事もあるレストランでいただきました。このホテルは100年以上の歴史があるそうです。

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 レストランの窓からはブレッド湖が一望でき、ブレッド島も程よい距離に見えるという絶好のロケーションに建っているホテルです。

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 この日のランチは満足できる内容でした。天候には裏切られましたが、食事には裏切られることはありませんでした。

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 赤ワインのグラスワインを頼むとホテルオリジナルのワインボトルからグラスに注いでくれます。スロベニアはワインの産地として有名な国です。この赤ワインの味わいは、フランスワインよりもイタリアワインに近くて果実味が豊かな味わいでした。

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リュブリャナ市内観光

 午後はスロベニアの首都であるリュブリャナ市内を観光します。ホテルからリュブリャナ市内まではバスで1時間少しで行けます。バスから降りるとまずはクレコフ広場の観光です。

 広場の真ん前に建っている建物の最上部がからくり時計となっていて毎時ちょうどに人形が出てくるとの事でしたが、残念ながら時刻が合わなくて人形は見ることはできませんでした。

 からくり時計のある建物のすぐ右側にはケーブルカーの乗り場があり、ちょうどケーブルカーが上がっていくのが見えました。ケーブルカー乗り場の前にはカンガルーの像がありましたが、これは噴水なのだそうです。なぜカンガルーなのか、その理由は判りません。

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 次に向かったのは「龍の橋(ドラゴンの橋)」です。橋の左右の欄干の両端4か所に龍の像が取り付けられています。龍はリュブリャナの町のシンボルなのだそうです。
 龍の像は筋肉隆々で、まるで生きた動物のようにリアルに造られています。前から見てもそうですが、後ろから見てまるで実際に存在する動物のように見えます。

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 「龍の橋」から少し歩いたところにある「肉屋の橋」の上には、人間が片手を上げて空を見上げているオブジェがありました。

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 オブジェの後ろに見える欄干に何かがたくさん付いているのが見えますでしょうか。実は橋の欄干のロープに夥しい数の南京錠が付けられているのです。これは言わずと知れた、恋人が永遠の愛を誓ってかける南京錠でした。

 それにしてもすごい数です。欄干の上にある得体の知れない生き物のオブジェにも南京錠が付けられていました。

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 町の中心部にある「三本橋」はリュブリャナ市内で最も有名な観光スポットで3つの橋が並んでいるのが特徴です。

 次の写真には2つの橋が写っていますが、左側の広い橋が真ん中の橋で、この左側にもう一つ細い橋があって、合わせて「三本橋」と言われています。渡った向こうがプレシェーレン広場になり、ピンク色の教会がフランシスコ会教会です。

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 プレシェーレン広場には文字通りスロベニアの詩人フランツ・プレシェーレンの像が建っています。彼の像の後ろで左手を上げているのはミューズ(芸術と学問の女神)の像なのだそうです。

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 再び「三本橋」を渡って少し先に歩いて行くと時計塔を頂いた市庁舎があります。市庁舎の内部に入ると壁にハフスブルグ家の双頭の鷲の紋章が見られ、かつてスロベニアがハフスブルグ家の所領だった名残りを見ることができます。

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 市庁舎の前には噴水があり、噴水の彫像はスロベニアを流れる三本の川を表現しているそうです。

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 この噴水の前に居た時に突然プレシェーレン広場にあるフランシスコ会教会の鐘の音が鳴り出しました。かなりの大音響です。この時の鐘の音を動画に記録していたので以下に貼り付けておきます。教会の鐘は、まるでリュブリャナの町の風景に溶け込むように鳴り響いていました。


 リュブリャナ市内観光の最後は聖ニコラス大聖堂です。聖ニコラス大聖堂はリュブリャナで最大の教会です。「青銅の扉」に施された模様はキリスト教の布教を題材にしたもので、彫りが深くて立派なものでした。

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 大聖堂の内部はバロック様式で豪華です。白色を基調とした壁に金色と黒色の装飾が映え、天井のフレスコ画も立派で、光輝く祭壇とともに厳かな雰囲気を醸し出していました。

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 これからブレッド湖に戻り、今夜は昨晩と同じホテルに連泊です。
明日はポストイナ鍾乳洞の観光に行きます。 

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