インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

写真と動画による旅行先での非日常的体験の記録

トンレサップ湖

 ツアー最終日の午前中はフリータイムなので「トンレサップ湖」のオプショナルツアーに行くことにしました。現地ガイドも同行してくれます。参加したのは私達2人だけでした。他の人は最終日はホテルでマッサージを受けたりして過ごすそうです。

 「トンレサップ湖」はとても大きな湖です。乾季と雨季で湖の面積は異なりますが、乾季でも琵琶湖の3倍の面積があるというのですからかなり巨大な湖です。

 ホテルからバスで30分くらい走った所に観光船の乗り場がありました。意外とシェムリアップの町から近い印象です。今は乾季だからか川は相当減水していて、堤防からの階段を一番下まで降りて行かなければ船には乗れませんでした。

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 観光船は100人くらい乗れる大きな船から、10人くらいしか乗れない小さな船までさまざまな大きさの船が用意されていました。私達は現地ガイドを含めて3人だけなので最も小さい船に乗ることになりました。写真の真ん中の緑色の船です。若い船長の運転で出発します。

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 観光船の乗り場があるのは湖ではなく湖につながる川のほとりなので、川を下って湖に向かうことになります。川の水は茶色く濁っていて泥の河という感じです。途中川辺で投網(とあみ)を投げている漁師を見たり、川岸で暮らしている住民の家屋を見たり、野菜か果物を運んでいる船とすれ違ったりします。

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 観光船乗り場から15分くらい川を下ると川幅が急に広くなり湖に出ます。広い湖の前方には水上生活者の住居がたくさん並んでいるのが見えます。湖全体では100万人の人が水上生活しているそうで、現地ガイドによるとベトナムから来た人が多いとのことです。進む船から撮影した動画を貼り付けておきます。

船から見たトンレサップ湖の動画

 水上生活者の住居に近づくと、さまざまな建物があることに気が付きます。十字架のある教会や学校と思われる施設もあります。もちろん普通の住居もあり、見るとドラム缶を並べその上に木の板を乗せて水上に浮かせ、その上に小屋を建てているようです。流されないように碇(いかり)を下ろしていて、それほど深くはない浅瀬を選んで住んでいるようです。

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 船は水上生活者の住居の間を縫うようにゆっくり進んで行きます。他の船も同様に水上生活者の様子を見て回っているので、ときどき狭い水路で他の観光船とすれ違うことになります。

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 しばらく水上生活者の様子を見て回った後は休憩所に立ち寄り、しばらく休憩することになります。先に到着している観光船も見えています。

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 船から上がると休憩所にはたくさんのワニが飼われていました。それほど大型のワニではないのですが30匹くらいは居ました。休憩所ではワニ皮のベルトなども売っているので皮を採るために養殖されているのでしょう。

 ワニはほとんど動きはなくて、中には口を開けたまま止まってしまっているワニも居ます。エサを投げ込むと突然動き出すのでしょうか。

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 この休憩所は土産物店も兼ねていて屋上には展望台もあります。屋上の展望台からの景色は周りに障害物がないため見通しが良く、少し離れた所に水上生活者の住居が集まっている様子がよく見えます。下の階で販売している物は衣服や小物などです。びくやざるのような漁具も展示されていました。

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 出発の時間がきて船に乗り込み、さあ出発という時になって船のエンジンがかからないトラブルが発生しました。どうやら船のバッテリーが上がってしまったようです。この休憩所には他の船も停泊していて若い船長は他の船の中に入って行って、大きなバッテリーを取り出して持ってきました。

 どうやら他の船のバッテリーを使ってエンジンを始動させるつもりのようです。船の後部で作業している様子を見ると、12歳くらいの男の子も一緒になって手伝っています。ここでは彼のような子供も重要な働き手の一人なのでしょう。

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 うまくエンジンを始動することができ、船は無事出発できました。再び泥の河を遡って観光船乗り場に向かいます。自分が乗っている船も含めて何台もの船が同じ方向に並んで、抜きつ抜かれつしながら川を遡って行くので、船同士で面白がって競争しているんじゃないかと思いましたが、真相は判りません。

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 ホテルからの送迎も含めて1時間半から2時間のオプショナルツアーで、午前中の早い時間にホテルに戻ってくることができました。

 「トンレサップ湖」の観光船は個人で乗ったりすると、行った先で余分なお金を請求されたりすることがあると聞いていたのですが、今回は現地ガイドが同行してくれたこともあり、何事もなく無事に帰ってくることができました。

 午後はホテルを引き払い、帰国のためにプノンペンに向かいます。

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